パン・オ・ルヴァン　1／4

パン・オ・ルヴァン（Pain au levain）とは直訳すると、ルヴァンで作ったパンと言う意味です。

さて、ルヴァンとは？
小麦粉・ライ麦粉・水・（塩）で起こしたパン種のことです。
乳酸菌と酵母を生育させて作り、央製パン堂では納得の行くルヴァン種が出来るまで2年を要しています。
3月末で終売したロデヴ各種にも使用していました。

パン・オ・ルヴァンは昔から作られている伝統的なパンで、央製パン堂では、国産小麦・国産小麦全粒粉・石臼挽き小麦・ライ麦を使用しています。

クラスト（外皮）はやや厚く素朴な味わいを感じ、クラム（内相）は、ほのかな酸味と甘みを感じ、ルヴァンの作用で日持ちし、クラムの保水性も長く保たれるのでしっとりもっちりしているのが特徴です。
ほのかな酸味と甘み…そして小麦の力強い旨味… 噛めば噛むほど味が溢れ出ます。
シンプルな食事パンの醍醐味です！

バター・ジャムはもちろん香りの濃いチーズや、燻製のソーセージやハム、酸味のあるスープやシチューにもとても合います。

まずはそのまま味わってみてください。
そして次は是非とも冷たいバターをスライスして一緒に食べてみてください。
パン・オ・ルヴァンの美味しさを実感して頂けると思います。

当日、次の日はスライスしてそのままで。
3日目、4日目は少し焼くと香りも引き立ちさっくり、もっちりと食べて頂けます。

ハード系のシンプルなパンはどんな具材とも食べあわせて頂けますので、是非色々と試してお気に入りを見つけてください！

ホールは直径約30センチとかなり大型のパンです。